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16/01/09 「第32回 銀座 古書の市」参加に伴う営業のご案内を主に

■今年もまた「銀座 古書の市」の会期が近づいてまいりました。今回で通算32回目の開催となります。今週は先ず、催事のご案内と、それに伴う店舗営業の変更をお知らせいたします。
「第32回 銀座 古書の市」は1月20日(水)より25日(月)まで、松屋銀座8階イベントスクエアで開催されます
会期中は無休で連日10時より20時まで営業(但し、最終日は17時30分閉場)
で、会期中は会場での営業となります。
表参道の店舗は19日(火)より27日(水)まで営業を休止、営業再開は1月28日(木)からとなります。
尚、18日(月)は午後店に居る時間帯もありますが、早めに店じまいする可能性があります。
目録品のご注文重複による抽選は19日ですが、19日は朝から会場で陳列作業のため、目録品に関するご注文は、できるだけ18日の早目の時間までにお申し込みいただけますようお願いいたします。
20日から25日までのご連絡は、目録ご注文品の当落のご確認等含め、松屋銀座 03-3567-1211(大代表)より古書の市の会場に電話をまわしていただくか、事前に携帯電話の番号をお伝え申し上げたお客様は日月堂・佐藤の携帯までご連絡下さい。
尚、参加店他詳細については、下記「銀座 古書の市」専用ブログをご参照下さい。各店が随時最新の商品情報などもアップしています。
http://ginzakosho.hatenablog.com/
「銀座 古書の市」は、例えば雑誌やパンフレットなど「背」のない印刷物や各種紙モノ、古い写真から書画骨董まで、通常の古書即売会とは一味違う幅広い品ぞろえを特徴としています。参加店一同、目録掲載品以外にもお買い得品など思い思いの品物を豊富にご用意して、みなさまをお迎えいたします。
店からはしばらく離れますが、即売会会場でみなさまのご来場を謹んでお待ち申し上げます。
年に一度の貴重なこの機会に是非お運び下さい。何卒よろしくお願いいたします。

何しろまだ即売会準備が追いついていないので、今晩は本気の駆け足、新着品についてはざっくりとしたご紹介にとどめます。
画像1点目。厚塗りアイシャドーのせいか何だか色っぽい表紙のお月さまが印象的なのは、当初、タバコカードかと思っていたのですが、どうやらフランスで発売されていたパスタBOZON VERDURASの販売促進用のノベルティと目されます。

専用ファイルに収められたカードは「AERONAUTIQUE & AVIATION」= 気球や飛行船を含む“航空シリーズ”47枚を筆頭に、“革命シリーズ”“ルイ16世時代”など6枚が混在する全53枚。
これは見なければ分からないでしょ。と云うわけで来週末までに店で売れなかったら松屋さん行きの仲間に加える予定。

日本を舞台にした戯曲作品『The Darling of the Gods』の奇天烈な日本描写は、見る人に必ずやモーレツなインパクトを与えるに違いありません。邦訳タイトルを「神々の寵児」とされるこのお芝居、デビッド・ベラスコの作品で初演は1902年 (ワシントン) だったと云います。初演時より大成功を収めたそうで、表紙はカラー印刷で窓を開け、本文は16P全頁アート紙を使って当時としては鮮明な写真をふんだんに所収、さらにリボンを使って綴じるなど、まさに「SOUVENIR PROGRAMME」(= 扉に記載されているのですが) と謳う言葉に相応しい観劇記念の冊子となっています。
当該品の表紙には「明治37年 米国聖路易劇場之画」と日本語での記述があり、かなり早い時期に日本に入っていたものと思われますが、さて、これを一体どういう人が、何のために、手元に置いていたのか、ということについてはいまのところ全く予測がたたないのでした。
主役女優の絵に描いたような富士額から始まり、外国人によるお侍や力士の姿(似合わない…)、女形(ごつい…)まで出てきて、ストーリーは悲劇的なはずなんですが …… これはもう喜劇と云った方がよろしいようで。20世紀初頭における欧米の日本観という点から見ても、なかなか面白いでものです。

「銀座 古書の会」の準備の関係で、来週の更新は1回お休みとさせていただきます。
店で、松屋銀座で、みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております!


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