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16/11/19 「更新はしばらく棚上げ。」のお知らせ。やれやれ。

 ■も、もうしわけございません。先週は体調不良により何のお断わりもないまま1回お休みをいただいた挙句の新着品のご案内、先週の余波はいよいよ切迫の度 合を高め、期日に区切りのある仕事にまで支障が生じるに至りました。よって仕事の手が追いつくまでの間、あと1~2回ばかり、こちらのページの更新はお休みさせていただきます。
店は例によって例の如く、週三日、火・木・土曜日に営業の予定。ですが、突発的な用件発生などによっては数時間店を空けたり、早じまいするなど予定外の営 業となる可能性が出てきております。このため、ご来店の折には、事前にお電話で在席をご確認いただくか、Facebookでご確認いただければと存じます。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
画像はその、遅れている目録追加ページに入れることにした商品。見る方が見ればすぐに何だか分かるものなので何もいまさらの感もあり、目録掲載の対象から最初の段階ではずしていたのを復活させました。いきつもどりつ余白を埋めるのもまた仕事。

といっても新着品はあり。コロタイプ印刷も見事な1910年代欧州主要都市の写真帖、木版刷りでお菓子の意匠を紹介するページを毎月3~4P綴じ込んだ昭和初期のお菓子専門誌『菓宝』軍事郵便(エンタイヤ)、戦前戦後・宝塚歌劇団で脚本・演出 を務めた高崎邦祐旧蔵原稿類(売り込み原稿、予科・本科・研究生への試験プリント等含む)、こんな時代にもう視覚詩の大衆化が始まりつつあったのかと驚い た関根九雀なる人による『絵詩集(かいししゅう)』などなど、店に入っております。視覚詩の大衆化の初期段階と思われる(浅学ゆえ、この認識が間違っている可能性も大いにあり、あくまで私見である点、ご容赦下さい) 『絵詩集』は、自己満足のレベルとしか見えない作品を自費出版しただけでは満足せず、岩波茂から長谷川巳之吉、横山大観や柳宗悦、武者小路実篤、室生犀星、果ては板垣鷹穂、恩地孝四郎、瀧口修造等大御所及び新進気鋭の文化人多数に献本したと著者が挨拶状で胸を張る全九分冊函入本。いずれ機会を見てご 紹介したい何とも珍妙な代物ではあります。
はいっ! こちらはここまで。では早速、あちらの仕事に戻りますかねえ。

 ■11/19付記 : 画像がその『絵詩集』。昭和14(1939)年の発行とあって、翌年に控えていた日本国帝国の一大プロパガンダが予定されていた「紀元2600年祭」を強力に打ち出しています。肝心の「絵詩」というのが、分冊各表紙にも使われているひょろひょろとした線描画。詞書のないこのような線描画を延々と見せられるという次第。小店入荷の一冊には「拝呈 国際文化振興会 御中 著者」とありますが、さてこれを手にしたお歴々、果たして何と思われたことやら。










 

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