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07/04/07 Information

■この更新で「パリ新着品」が「前の4件」にいってしまいました。桜も散って思えば既に一年の四分の一が過ぎたことに ぼーぜん。自失。 している場合ではなく、今週も目録入力しつつ火・木・土曜・各日12時~20時で店にこもります。 「そっけない」というご批判もあるリンクの頁ですが、実は随時少しずつ手を加えております。今日は現在目録作成に追われる「地下室の古書展(=アンダーグラウンド・ブック・カフェ)」、店頭で「欲しい!!」の声が続出している「朗文堂・アダナプレス倶楽部」、日月堂が一日講師を務めることになりました「四谷アート・ステュディウム」をリンクに追加いたしました。各々のサイトまで、是非一度お出かけください。 *「地下室の古書展」の目録送付ご希望については引き続き承ります。詳しくは3/30付のインフォメーションをご高覧の上、この機会にお申し込みいただければ幸いです。 ■先週までスランプの泥沼にずっぽりはまっていた日月堂ですが、今週は小指の第一関節程度どうにか浮上、これでやっと新着品のご紹介ができます。最初は日本郵船が明治29(1886)年に発行した英語版の日本ガイドブック『HANDBOOK OF INFORMATION FOR PASSENGERS AND SHIPPERS』。B6判と小型ながら表紙は多色刷りの木版+手彩色(画像が不鮮明で残念ですが)、本文には細部まで伝わる印刷写真や折込地図(薄紙にカラー印刷)が添えられる他、航路別の料金表や電話事情など細かな情報まで網羅されています。今からおよそ120年前

には、現在のガイドブックとほぼ同様の要素を備えていたといえましょうか。また、巻末にある「大倉商事」「明治屋」「アサヒラガービール」「京都高島屋」、横浜・神戸の写真館などの英文広告は、いずれも格調高く“どこに出しても恥ずかしくない”正調派。日本の欧文組版はこの頃にはもう高いレベルにあったようです。欧文など無縁だった時代からペリー来航を経て約30年、この小さな一冊にもまた、時代の大転換期の足跡が記されてあります。 お次は久しぶりの“和の紙モノ”、昭和初期頃までにつくられたと思しき「団扇の柄見本」約40枚はすべて木版・多色刷り。22×25cmの紙の上には、瀟洒と洒脱、大胆と繊細、華と侘び…等々…変幻自在に図案が繰り広げられます。やわらかな和紙の上に残された40の色と構図とは、是非、店頭でご覧ください。この他にもダンボール箱ひとつぶんが店に到着予定、さて何が出てくるか?…は、実は私も忘れてたりして。

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