■先週お知らせいたしました通り、東京古書組合南部支部の大市のため、6月2日(土)は開店時間が遅れます。いまのところ15時頃を予定いたしておりますが、ご来店の際には念のためお電話でご確認下さい。03-3400-0327 におかけいただき、留守番電話になっている場合はまだ戻っておりませんので、ご注意いただければ幸いです。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
■新着品についてのご紹介は1回お休みをいただきます。来週9日には再開いたします。こちらも引き続きよろしくお願いいたします。
尚、画像は本日店に到着した ウィリアム・モリスがデザインした壁紙・テキスタイルの見本帖です。
左のページにはページ大の大ぶりな染物の生地現物が貼り付けてあり、右側のページには各ページ2種類の壁紙現物が綴じ込まれています。さらに壁紙の横のスペースには厚みのある織物生地現物の貼り込みが。
最大の魅力は即ち「現物」の宝庫である、ということ。モリス商会で扱っていた染織繊維製品並びに壁紙を復刻生産していたもので、1990年前後のものではないかとみています。
見本帖のサイズは縦43cm・横51cm 。と云っても分かりにくいかも知れませんが、小店のキャビネットの上に置いて開いて堂々たるこの大きさ。上製、布装丁。大きい。厚い。重たい。と、いまどき売れない要素が見事揃った物体ですが、さすがはモリス意匠、やはりよろしきものであります。