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07/04/28 Information

GW中の営業日のお知らせです。今週4/28(土)、来週5/1(火)、5/3(木)の各日12~20時で営業いたします。連休の谷間のようなところでの営業でご不便をおかけいたしますが、どうかご来店のほど…。 小店の商品を置かせていただいている目黒・ジェオグラフィカさんでは、4/28(土)~5/13(日)の期間、アニバーサリー・フェアが開催されます。昨晩は私も陳列作業にお邪魔してまいりました。「Travel on paper」をテーマに、旅にまつわる古書・紙モノから新刊書籍、CDなどの特設コーナーの他(画像参照…天井からは飛行機が!)、テーマにあわせた講座や家具のソルド(なぜにウチは六畳一間?? 欲しいモノはいっぱいあるのに。しかも思い切り安いのに)まで、企画が盛りだくさん。力、入ってます。お買い上げの方には特典も。連休中は是非ジェオグラフィカさんへ!! ■さてさて今週の新着、ですが時間とスペースの関係で一点だけ。こりゃタダモノではないぞ。でもロシア語、全然読めないし。というのでこの二年ほどじぃーっと手元に置いていた本がありました。先日ご来店下さったロシア語に通じたお客様のご協力で実にあっけなく判明(私の二年間は一体…??)。マヤコフスキーの戯曲『南京虫』をフェリチェスカヤ女史なる人の絵とタイポグラフィによって視覚的に構成した本なのでした。1974年に当時のソ連で発行。粗末な紙ながら

頁によって色を変えたり、イラストと写真あるいは大に小に縦横斜めにと自在に組まれた活字や手書き文字との競演により物語が展開されるこの一冊は、ロシア・アヴァンギャルドやロシア絵本のさまざまなギミックの総覧といった感さえあります。戯曲というものが元来、肉付けすべき「余白」の多いものであることを考えると、こうした本の成立はあって当然。なのですが、そこにたどり着くには先ず、戯曲は三次元の空間に再現されるべきものという先入観を捨てる必要があるわけで。こういうところを突かれると、何だか売りたくなくなってくるのですがデモ売リマスヨ古本屋トハそーゆーショーバイ。 ここのところ古本屋になった当時の初心に戻り、だぁれーも手を出しそうにない荷を遮二無二買ってみると。これが実に。やっぱり面白いんですね。だぁれーも手を出さない。はずなのに、気が付くご同業が必ずや一人、二人といて、何故か必ず上札での落札というのは面白くないんですけどね。古本の面白さは雑本にありと、改めて痛感しているところです。新着品としてご紹介できぬまま店頭へ並ぶものも出てきますが、その釣果の大部分は近づいてまいりました「地下室の古書展=アンダーグラウンド・ブック・カフェ」の会場でご高覧いただければ幸いです。準備は多分突貫で。

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