■いよいよ本日、10月12日(金)より、企画展「2007.東京.町工場より」が始まります。陳列は粛々と進行し、一方、手を動かしながらも私の頭のなかは例によって混乱を来たし、それでもとりあえず、幕を開ける格好は整えられました。混乱を来たしたのは主に古本・紙モノのに起因いたしまして、「印刷解体」などに比べると淋しさは否めず、何で「アレ」を持ってこなかったのだろーか、とか、「レイ」のぶつはいずこへ、とか、いまさら考えたところで遅いというものでしょう。会期が長いこともあり、できれば来週にはまた追加投入したいものです。しかし今回、主役は何といっても「機械部品」と「工具」です。この週末にお出掛けの皆様には是非、そちらを重点的にご高覧いただけますよう、心よりお願い申し上げます。 ■開始前から早々に…本当にすみません。お詫びが数件。一部の告知情報で、解体直前の町工場で撮影した300カットの写真を展示”と紹介されておりますが、展示スペースの都合により、撮影した約300カットから、相当に数を絞っての展示となりました。
当初、会場壁面に隙間なく写真展示を、と考えていたのですが、実際にそうしてみると細かな機械部品類と雑然たる工場風景の写真がお互いの存在を消しあう上にうるさ過ぎることが判明。このための善処策として、写真の点数を減らしたことによるものです。また、会場に並べてみると比較的スマートなフォルムの商品点数が多いせいか、すっきりしたイメージにまとまりました。 “廃墟”をイメージされている方には、少々肩透かしの感もあろうかと存じます。ご来場にあたりましては、こうした点について、どうかご理解くださいますよう、心よりお詫びかたがたお願い申し上げる次第です。…といった調子で色々と不備な点等多々あろうかと存じますが、10月22日(月)までの期間中、一度是非お運びくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。それでは、会場で!