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06/10/22 Information

昨日・土曜日より、やっと店に戻りました。突発的なことがない限り、年内は年の瀬までの間、火・木・土曜各日12時~20時で営業いたしますので、ご来店のほど改めてお願いいたします。 ■10/21(土)にリフレッシュ・オープンした目黒インテリア・ストリートの「ジェオクグラフィカ」さんの1階に、日月堂のコーナーが立ち上がりました。本はアール・デコ調のガラスケースに、紙モノはワイシャツなどを入れるのに使われていた引き出しのなかに収まりました。アンティークの家具やアクセサリーなどに取り囲まれた空間で、小店とはまた違った顔を見せています。2階には美味しくてリーズナブルなイタリアン・レストランがあり、地下一階から地上三階まで、一日いても楽しめるとても素敵なお店です。近日中に画像でもご紹介いたしますが、どうぞ是非、お運びくださいませ。

恒例の-と自分で勝手に決めてみると、これが意地でも落札することになりお金のことなど少しというかかなり困る時もありしかし古本屋買わぬことには勝負にならずまぁいいかでも大丈夫か。という次第で-今週の新着品より。1900年のパリ万博の絵葉書コレクションです。アルバム1冊に50枚が収められています。全て未使用。加えて各々余白部に小さく、几帳面な筆跡の日本語で説明が書き記されています。例えば画像上の絵葉書には“「トロカデーロ」ヨリ見タル「シャン・ドゥ・マルス」ノ全景”、下のには“自動廊下ノ図”とあり、おそらく、当時、実際に視察に訪れた日本人が持っていたものでしょう。一体どんな旅をしてきたものか、1世紀以上の時を経て、いまここにあるという不思議。けれど古本屋は単なる通過点でしかありません。わけても、誰かの何かの痕跡の残されているものに対しては、一種の「預かり物」という気持ちになります。せめてまた、より良き旅立ちへの仲介役が務められますようにと、絵葉書を眺めながらそう念じています。 さて、これも大切なお知らせ。卓上活版印刷機「アダナ」の日本バージョンですが、来週金曜日より試作機の内覧会が開かれることに。私も素人ながら拝見しに伺った上で、また詳しくご紹介したいと思います。全国の活版印刷好きの皆様、果報は寝て待てとも申す如く(?)いましばらくお待ちあれ!

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