■今週木曜日は遅めの開店になってしまいましたが、来週は大丈夫。火・木・土曜日の各日12時より20時で営業いたします。荒天も過ぎ、来週は気温も下がって一気に秋へと移るのだとか。思えば今年もあと3ヶ月ほど。小店すでに来年1月の催事に向けて商品の洗い出しに入っております。
■戦後1960年代頃までのファッション誌。最近時々入荷するのは、1月の催事を考えて、というのが半分、もう半分はあまりに世の中のニーズとかけ離れていく店内商品を少しは軌道修正しなければ、と思ってのことであります。ああそれなのに。置きたいものだけを選んでいると、どうも微妙なものが多くなり、一向に間口が広がる気配がなく。
例えばこちらの画像。いかにも1950年代らしい『DRESSMAKING STYLE BOOK』というしゃれた洋雑誌。と見紛うのも当然なのですが、実はこれが日本製の雑誌。作り方まできちんとまとめられた“ドレメ”の教科書的この雑誌、モデルが日本人なら写り込んだ風景も見紛うことなきニッポンでありまして、こうなると一体どういうニーズがあると云うのか何が何だか分からない…。