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16/12/24 年末年始の営業のご案内と新着品のご紹介です。

 ■いつも通っている市場も昨日23日の金曜日で打ち上げ、今年も残すところあと一週間となりました。年内、店の営業は残すところ本日24日(土)と来週27日(火)の各日12時~20時。仕事収めは28日(水)で、この日は店の片付けをしていることになりそうです。
また、明年2017年は1月5日(木)より営業いたします。
また、2017年は初売りからそう時間を置かず、1月18日(水)からは松屋銀座で開催される「第33回 銀座 古書の市」に参加いたします。参加店による合同目録の発送も始まり、年内にはお客様のお手元にお届けできるかと存じますので、年末年始、是非ご高覧下さい。
なお、「銀座 古書の市」のブログでは、目録掲載品から、かと思えは会場用に準備している商品のなかから、思い思いにお勧め商品をご紹介していく予定ですので、併せてご高覧いただければ幸いです。アドレスは下記。何卒よろしくお願いいたします。
http://ginzakosho.hatenablog.com/

市場に居る時間が矢鱈に長かった今週、スランプ気味であることは否定できないものの、それでもそれなりに落札できるものはあり、なかでも「買えてよかった」と思ったのが、18世紀後半(1770年代)から19世紀末までにヨーロッパで出版された建築書・プレートの大山でした。市場会場に積まれた大判の書籍やバラバラのプレートを前に、その物量にたじろぐ気持ちにムチうっての入札でしたが、店に入ってきたのを改めて見ていくと、銅版画で描かれた図版の美しさにただもう唸るばかり。陰影を描出する正確精緻極まりないビュランの線がそれはもう見事です。先週も同じようなことを書いたかと思いますが、こればかりは是非、店頭でご覧いただきたいと思います。
それにしても、旧蔵者は一体なぜこんなに古い建築関係の図版ばかり、これほどの物量で必要としていたのだろうか…?   市場では気が付かなかったこのギモンへの答えも、落札品の中にきちんと用意されていて、どうやら『イタリア建築図面集成』 の第1期全6冊揃制作に使われ たものと見られます。
書籍としてまとまっており、なおかつ落丁のないごく一部を除いては、最初の写真にあるようにプレートごとにバラ売りいたします。なんて簡単に云っておりますが、おそらくバラのプレートだけでも200枚を超えるのではないかと思われるこの一口、さばくのに手間取っている間にも売れ始めております。売れてはおりますがしかし、小店だけでは到底売り切れない物量、「銀座 古書の市」会場にも投入すべく、大きく重い紙の束に手こずりながらも、値付けを続けるこの年末なのでありました。

 ■写真2点目はご存知の千代紙であります。全点B3サイズ前後、木版刷の20枚が入荷しました。市場では画像右端の牡丹の柄の大胆さに目をひかれ、銀杏の葉の構成と色使いに驚き、中には江戸末かと思うような時代がかったものも混じり、いせ辰さんなど名のない版元から出されたもののようですが、がしかし、 これはすごいゾと思わせるデザイン揃い。インスタジェニック。小店店主も来年には始めると云っております。インスタグラム。年内最後のお約束。

ここに来て、新着品も増えております。フランスの印刷組合年鑑『Caractère. Numéro spécial: Noël.』1930年代と50年代のものそれぞれ2冊・計4冊、、戦前のシガーラベルが厚いファイル1冊分、クリスマスカード見本帖1冊、萬国名所図会 6冊、松竹座ニュース厚さ2cmほどなどが明日には店に入荷の予定。こちらは値付けまでまだ時間がかかりそうですが、海軍少将川原袈裟太郎・英国聖マイケル・聖ジョージ勲章授章関係文書5点、朝香宮鳩彦宛絵葉書ファィル1冊なども。年末に至り、少しはスランプ脱出の傾向と思いたいところではありますが、実は肝心のものを取りこぼすなど、いかにも今年の小店店主らしい結果とは相成りました。

■思えば8月から2ヶ月以上の休業を経ての再開でしたが、店に再びお越し下さるみなさまからは、さまざまなお言葉を賜りました。徹頭徹尾、手前勝手な振る舞いにも、ご理解をお示し下さった方々に、遅まきながら心より感謝申し上げます。
2016年も大変お世話になり、本当に有難うございました。
古本をとりまく状況は、寸分たりとも楽観できるようなそれではありません。幸いにも小店は店主ひとり食べていければよいという最小規模での商いです。カフェもギャラリーもイヴェントもやらず新刊書も置かず、これは良いと思える商品だけを扱いながら、ただただ古本屋(と云うか古紙屋)であり続ける努力を重ねていきたいと思っております。どうか来る新しい年も、引き続きお引き立てを賜りますよう心よりお願い申し上げます。
今年の後半戦より、店のコンセプトに関するご説明も、時流に対する論評を独断でピックアップしていた「ななめ読み」も中途半端で途絶えておりますが、新年にはまた再開したいと思っております。
さて。これにて今年の更新も打ちどめと相成ります。
メリー・クリスマス! そして どうかよい年をお迎えください!

 

16/12/17 2016年12月17日現在の年内の営業案内と洋雑誌新入荷のお知らせです。

 ■更新は年内あと1度くらいかな、と云っていたのですが、ややや!来週は火曜日も営業できないかも!と云うのに気付いて慌てている現在が2016年12月 17日0:18。今年も残すところあと2週間ばかり、不定期この上ない年内の店の営業日だけでもお知らせせねばと、慌ててPCに向かいました。
年内、12時より20時で店を開けているのは 12月22日(木)、24日(土)、27日(火)の3日。あと3日だけです。残っている作業もろもろ考えると、20日(火)は夕方より、19日(月)・ 21日(水)・26日(月)のどこかの時間と、あくまで「ひょっとすると」ですし「あてにならない」ところではありますが28日(水)と29日(木)あたりも店で仕事をしている可能性はあります。
いずれにいたしましても、確実に営業している(はず)の3日以外、年内のご来店は店主在席を数日前~当日に一度ご確認いただいた上でお越しいただければ幸甚に存じます。
あと1回の更新で、また改めて、もう少しは確実性の高い営業予定をお知らせいたしますが、ともあれ先ずは確かな3日間でのご来店を、よろしくお願い申し上げます。

今月はこれまでのところ五反田の入札会が最も小店向き、フランスの19世紀末空20世紀前半を中心に蒐集された洋雑誌の口が出品されていて、久々に買う気にスイッチが入りました。
画像は落札品のなかから、現在店に収まっている『LA BAIONNETTE』1915年~1919年発行号内59冊、『Wiener Magazin』1928年~1934年発行内40冊のそのまた一部。

 『ラ・バイオネット』はご存知の通り、第一次世界大戦中の戦意高揚を意図して出版されたフランスの週刊誌。薄冊で、しかも新聞紙のようなどちらかと云うと 粗悪な紙を用いながら、カラー印刷を多用。何より、ポール・イリブ、セム、スタンラン、ヴェーゲナー、イカールなど、往時の人気イラストレーター多数が作品を寄せた結果、戦時の世相・風刺を描きながら、時代を超えて評価される雑誌となったものです。入荷したのは創刊年である1915年より終刊年である 1919年までに発行された全234号の内の59冊。保存の難しい性格の雑誌ですが、旧蔵者のお陰か全体に良好な状態が保たれています。

■こちらも同じ口。『ウィンナー・マガジン』はその名の通りウィーンで発行されていた月刊誌。
挿絵入りの読み物と美人モチーフのグラビアが目を惹く男性向けのカルチャー・マガジンといった印象の雑誌ですが、戦意高揚を意図しても表現に明るさのある同時代のフランスの雑誌とは対照的に、こちらはどこか退廃的かつ影をたたえた陰の印象。なかでも当時のモードに身を包んだ美人女性のグラビアには、退廃の色濃いものを多く見受けます。
実はこの雑誌、私は初見での落札でした。
「何度フラれようと市場には通わないといけません!」
20年前に初めて通うことになった五反田の入札会に、またしても喝を入れられた気分です。
惜しまず励め。残すところ2週間にして、初心に戻る年の瀬です。

この他、『The Illustrated London News』1920~1930年代発行内25冊、『The Architectural Review』1950~1951年発行内16冊、『BOXING NEWS』1967~1969年発行内10冊、さらに印刷用の商標等の版木 ダンボール小1箱分などが入荷しました。
年内あと1度は更新の予定です。しばしお待ちを…。

 

16/12/03 年内更新はあと1回 先ずは目前の仕事を片付けることに専念します。


■仕事の遅れをいいことに、先週はとうとう何のお断わりもせずに更新をサボるという、自分で自分の首を絞めるところにまで至った日月堂です。こんばんは。おひさしぶりです。
年明け1月18日から1月23日まで、松屋銀座店で開催される「第33回 銀座 古書の市」にまた参加させていただくにあたり、初めての幹事役が小店にまわってまいりました。こういう時に限ってこれまでにないモンダイが発生したり、そ の余波で目録のページ数を急遽増やしたり、共通ページの校正をしたり目録部数を決定したり、目録発送用名簿の提出をお願いしたり、昨年の会場プランを白紙にして参加店の希望台数分の什器のレイアウトを考えたり … ややや。こんなにやることがあったとは。と云う日々が続いております。
しかも12月は大きな市場が続きます。来週が資料会大市と南部支部入札会、20日が洋書会歳末市、23日クリスマス大市。その間に「銀座 古書の市」の会場用商品の仕込みもしないといけません。もうほとんど綱渡りの日々。
しかし何より、「市場で全然愉しめていない私。」と云うのが大問題でありまして、自分で愉しめないものをどうしていかにも面白そうにご紹介できましょうか!--- そうです。新着品更新が滞る最大の原因は、こうした店主の煮詰まり具合にあるのでした。いやもう完璧なスランプ。
実際に、作業が錯綜を極めそうな状況と、かくなる心境とにより、年内、新着品のご紹介はできてあと1度くらいでしょうかねえ。残りの時間はとりあえず目の前の仕事を片付け、気持ちを立て直すことにあてさせていただきます。悪しからずご容赦下さい。

まだいつになるかは予定がたちませんが、2016年内、あと1度の更新まで(1度はやります。できるだけ…)、また少しお時間をいただけますようお願い申し上げる次第です。
尚、年内の営業については左上「営業日案内」とFacebookでお知らせいたします。こちらは随時チェックをよろしくお願いいたします。

画像1点目は目録ページ数を増やすに際し、当ページでのご紹介をすっ飛ばして目録掲載に直行した商品のうちのひとつ『ばっくしーと』No.1~3。日本ラヂエーターの広報用小冊子なのですが、画像中にクレジットした名前でお分かりの通り「グラフィック集団」の面々が好き勝手をやった成果とでも云うべきものであります。体裁としてはあくまで小さな冊子はありますが、とてもPR誌とは思えない内容は、ひとえに剛毅なクライアントあってのものだったかと思われます。
折角なのでもうひとつ。やはり目録増ページにあたり塩蔵していた在庫品という名の地層から発掘しました。裏面の書き込みから1960年5月、都市センター ホールで開催された「舞台実験室展 No.4」に出品された野心的前衛作品と見られる写真。舞台上、配電図のような理数学的図面上に張られた糸を舞台背景に控えるデューク・エリントンが手 繰っているように見える、その名も「デューク・エリントン」という作品。舞台実験室については小店でも一度ご紹介したことがありますが(こちら →http://www.nichigetu-do.com/navi/info/detail.php?id=584) その際には落ちていた「河原温」が名を連ね、かつまた北園克衛などとともに河原も寄稿している「特集 舞台実験室」を掲載した『演劇雑誌 四季 4』(1958年8月 劇団四季発行)とともに出現。なかなかいかした「デューク・エリントン」が一体誰による作品なのか、「舞台実験室展 No.4」がどんなものだったのか、依然全く手がかりが得られぬまま、従って目録掲載どころか値段をつけることもできず、またしても塩蔵へと舞い戻ることになりそうな難物であります。

 

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